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2018/4/29 金沢で「春の共和国まつり」開催!

春の共和国まつり in 石引パブリック

ゲスト:栗原康さん(政治思想史)、岩津航さん(フランス文学者)

昨年10月に続いて今年も東京の出版社「共和国」が、金沢のセレクト・ブックショップ「石引パブリック」でトークイベントを開催します。今回は、なんと豪華ゲストをおふたりもお招きする2部構成。

まずは、アナキストたちの評伝をはじめつぎつぎと話題作を発表する政治学者の栗原康さんが金沢で初講演。そして、翻訳『収容所のプルースト』(ジョゼフ・チャプスキ著)が各紙の書評で絶賛されている、フランス文学者の岩津航さん。

いずれも必見の連続トークです。多くのみなさんのご来場をお待ちしています。

日時:2018年4月29日(日) 16時~/17時30分~(2部構成)

場所石引パブリック(石川県金沢市石引2丁目8−2) 入場料:2部構成ですので、以下をご覧ください。

ご予約・お問い合わせ:電話(076-256-5692)または HP( www.ishipub.com)のCONTACTページより

定員:40名

【第1部】(16時00分~)

生きのびるための文学――『収容所のプルースト』を読む

岩津 航(フランス文学)

入場料:1000円

*『収容所のプルースト』を石引パブリックでご購入の方は無料!(事前でも当日でもOK!)

*1部+2部に通しでご参加の場合は2000円

零下40度の極寒のソ連の収容所という過酷な条件のなかで著者はプルーストの講義を始める。地獄のような条件下で文学を読む意味とは。そしてなぜ『失われた時を求めて』だったのか。訳者の岩津航さんにお話しをうかがいます。

【第2部】(17時30分~)

あなたもわたしもテロリスト――20世紀のテロについて考える

栗原 康(政治学・アナキズム研究)

入場料:1500円

*1部+2部に通しでご参加の場合は2000円

日本の近代のはじまりとともに登場した「テロリスト」。なぜ彼らは自分の生命を賭してまで爆弾を投じたの? テロによって国家権力を転覆させることはできる? 幸徳事件から大杉栄とギロチン社、そして戦後の連合赤軍や反日武装戦線まで、気鋭の政治学者と考えます。

【ゲスト】

栗原 康(くりはら・やすし)

政治思想史・アナキズム研究者。東北芸術工科大学非常勤講師。著書に、『大杉栄伝』(夜光社)、『現代暴力論』(角川新書)、『村に火をつけ、白痴になれ:伊藤野枝伝』(岩波書店)、『死してなお踊れ:一遍上人伝』(河出書房新社)がなどがあるほか、『日本のテロ:爆弾の時代60s-70s』(河出書房新社)を監修。

岩津 航(いわつ・こう)

金沢大学人間社会学域准教授。専攻は、フランス文学、比較文学。著書に、『死の島からの旅:福永武彦と神話・芸術・文学』(世界思想社)など、訳書に、ロマン・ガリ『夜明けの約束』(共和国)などがある。

【司会・進行】

下平尾 直(しもひらお・なおし)

2014年に出版社「共和国」を樹立、既刊31点。最新刊は、池田浩士『[増補新版]抵抗者たち:反ナチス運動の記録』、南方熊楠ほか『熊楠と猫』。編書に『燃えるキリン 黒田喜夫詩文撰』(共和国)などがある。

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